2014年3月13日木曜日

119番って実際、どんなものなの?


119番って実際、どんなものなのでしょうか。

日本で使われる緊急通報用電話番号のひとつ
緊急通報用電話とは、警察や消防などの緊急対応機関に通報する電話のことで、
日本の場合、警察が110番、消防・救急は119番、海上の事故や事件は118番です。

海外では番号が異なります。
台湾は警察が110番、救急が119番。
アメリカ・カナダなどは警察・消防・救急ともに911番です(映画でおなじみですね)。

国によっては馴染みのない数字を用いているところもあるので、旅行などの際は事前にその国の緊急番号を調べておくのがベストです。

119は消防機関に繋がる
119は事故・火災・救急時の緊急対応をしてくれます。
指令を送るセンターに繋がり、そこから最寄りの消防署・出張所に出動要請が入ります。

電話をするとどうなるの?
119番を入れると、まず最初にこう尋ねられます。
「消防です。火事ですか? 緊急ですか?」
事故・火災・救急が同じためです。
それから順に、出動の為に必要な情報を尋ねられます。

①発生場所の住所
②どうして要請したか
③傷病者がいれば、傷病者の情報
④通報者の連絡先

以上のような内容を尋ねられるので、落ち着いて答えていきましょう。
※以前の記事、救急要請の下準備も参考にしてみてください)


通報方法はどのようなものがあるの?
自宅の固定電話で通報する以外にも、通報方法は沢山あります。
身近な方法といえば、携帯電話での通報
移動電話では住所が分からないケースも多いので、外に出ている場合は交差点の看板や電柱などで住所を調べたり、大きな建物を目印として伝える必要があります。

次に、公衆電話で連絡する方法
緑色の公衆電話では、受話器をあげてから緊急通報ボタンを押して、その後に119番。
灰色の公衆電話(デジタル公衆電話・緊急通報ボタンがない)は、受話器をあげて119番。
昔懐かしピンク電話では、お店の人に伝えて鍵で切り替えをしてもらい119番通報をします。

そして、学校やホテルなどにある火災報知器。ボタンを押すと自動的に所在、名称などが119番に伝えられます。
その他にも、お年寄りや体の不自由な方の場合は信号を発生させるペンダントを押すと登録業者の受信センターが受信し、119番通報がなされるシステムや、ファクシミリやメールを用いた通報方法もあります。

意外と身近な119番通報。
もしもの時に手段が浮かぶよう色々な方法を知っておくと便利かもしれません。

By yokosawa

参考資料:
Wikipedia“緊急通報用電話番号”のページ
東京消防庁ホームページ“安心・安全トピックス”

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