2016年4月26日火曜日

川崎市講座の日程お知らせ

川崎市川崎区「教育文化会館大師分館・プラザ大師」にて行われる子育て支援講座「しあわせ子育て」にて、2016年6月5日に講座を担当することとなりました。

家庭・地域教育学級「しあわせ子育て」

学級で保育がついています。
コンセプト「子育て中の不安や悩みを楽しく学ぶ」

*日程
5月19日、26日、6月5日、9日、16日、23日、25日
*対象
川崎区在住の2歳から未就園児を持つ親(原則全回参加可能な方)
*時間
10~12時
*定員
16名(先着順、初めて受講する方優先)
*参加費
無料(ただし保育保険料900円+調理実習費は実費、初回徴収)
*ところ
プラザ大師学習室ほか
*申し込み
4月15日以降10時より、直接来館か電話
詳しくは、川崎市川崎区役所ホームページのこちらのサイトをご覧ください。
http://www.city.kawasaki.jp/kawasaki/page/0000033426.html

興味のある子育て中の新人ママさんパパさん、宜しくお願い致します!

2016年4月19日火曜日

平成28年熊本地震義援金

カンガルーBLSでは、この度の平成28年熊本地震において、日本赤十字社義援金『平成28年熊本地震災害義援金』への寄付を行います。
カンガルーのスタッフのなかには九州の出身者や九州に親戚、友人を持つ者もおり、今回の震災に胸を痛めております。被災した方や避難した方がお体を壊すことなく過ごされ、被災地が復興することを心から願っております。
カンガルーが寄付をする義援金はこちらです
『日本赤十字社平成28年熊本地震災害義援金』

2016年4月18日月曜日

保育中の死亡事故14件の現状

内閣府から痛ましい発表がありました。

2015年に全国の保育所や幼稚園、認定こども園などで起きた事故が627件、そのうち死亡が14件、その多くが乳児であり6件はうつぶせ寝の状態で発見されました。
死亡原因は乳幼児突然死症候群、窒息などです。
また、骨折などにより意識不明を除く全治30日以上のケガをしたケースが保育園,幼稚園,認定こども園で379件、放課後児童クラブで227件でした。

幼い命をこのような事故やケガで失うことは本当に悲しいことです。
多くの自治体では、保育施設や学童施設での心肺蘇生法や応急処置の研修や講習を義務化しておらず、政府からのガイドラインの通知までにとどまっています。
各自治体の保険福祉事務所や一部の保育施設が蘇生法の普及を行っている消防や医療機関、カンガルーのような団体などに依頼をし、独自に学んでいるのが現状です。

カンガルーのスタッフのなかには、自身の子どもを預かる学童のスタッフから『心肺蘇生法を学んだことがない。できない』と言われた人もいます。

もちろん、心肺蘇生法の大切さは少しずつ浸透してきています。運転免許取得時の研修としての導入、一部の教育現場での授業への導入など、日本全体の心肺蘇生法の関心は高まってきています。
それでもまだ、その関心は足りてるとは言いがたいのです。
心臓が止まったとき、1分間で10%、蘇生率は下がります。100%まで10分、更に社会復帰を考えると、とても現状に猶予があるとは言えません。

カンガルーBLSでは、保育施設や学童施設も含め、ご依頼があればその施設に合わせた心肺蘇生法や応急処置の講習会をご提案します。
心肺蘇生法を気軽に学べる本も頑張って作成中です。
お子さんをお持ちのお母様お父様も、心肺蘇生法や応急処置を学ぶことで、もしもの時に命を助けられるかもしれません。

施設任せにするのではなく、一人一人が心肺蘇生法を『当たり前』にすることで、助かる命があるはずです。そしてそれはもしかしたら、自分かもしれません。
皆さんのスキルが必要です。

杉山

2016年4月11日月曜日

キッズチャレンジ~カンガルー編~

 4月9日のけいきゅうキッズチャレンジでのカンガルーの活動をご紹介します。
(写真は許可を得て撮影、一部モザイク処理をしています。転載はお控えください)
 

大人たちは集まり・・・
 
始まり前のミーティング。
 
さて、各ブースに分かれてのキッズチャレンジ開始です。

「医療のお仕事をしたいひといますか?」
「はい!」
元気よく手をあげてくれた子がいました。
この子はなんとマイ聴診器を持ってきていましたよ!
しかもなんと! 「死線期呼吸」を知っていました。
「魚みたいに口がパクパクするんだよ」
医療従事者でも死線期呼吸を知らない人がいるのに、すごい(;'∀')

ハートシムを使い、正しい胸骨圧迫の難しさを体験。

 
蒲池も熱弁。
 
胸骨圧迫を1対1で指導。

AEDの使い方も学び・・・

初めてのAEDデモ機。

お父さんも胸骨圧迫に挑戦!

大人の胸を5cm以上押すって大変!

いっち、にっ・・・。

興味津々です。

しっかり押せています。
大人顔負けです。

兄弟で胸骨圧迫。

パッドを確認して、

AEDを貼った後も胸骨圧迫。

デモ機を開いて素早く使用。

さぁ、次のグループも挑戦。

女の子も挑戦です。

リズム感がとても良いお二人。

みんなでわいわい。

初めての胸骨圧迫に笑顔。

なんと真面目な後姿か・・・。

押す位置は正確に!

正座がきれいで、教える方も気合が入ります。

AEDを学びます。

お母さんも挑戦。

大人でも意外ときつい!

おばあさまも挑戦!
赤ちゃん人形が応援です。

この男の子はハートシムで「5cm」の胸骨圧迫が出来ました。
大人の胸と同じ硬さのハートシムを正確に押せたのは
&押し続けられたのは、この男の子だけ!
実を言うと、お医者さんや看護師さんでも
5cmをちゃんと押し続けることは
とっても難しいんです!
 
大変だぞ!
男の子たち大盛り上がり。

男の子グループは元気満々ノリノリでした。

お父さんもAEDに挑戦。

コツをつかんでとても上手くできるように。

緊張した面持ち・・・。

出来るかな・・・とドキドキ。

背筋をシャンとして聞いてくださっていました。

綺麗な胸骨圧迫ポーズです。まるでプロのよう・・・。

手慣れてきました。

お母さんもハートシムに挑戦。
「え!大変だ~!?」と
びっくり。

みんな真剣。

1人1人丁寧に学びます。

強く、早く、絶え間なく!

こちらは二人一組で胸骨圧迫の交代方法をマスター。
完璧でした!

AEDのパッドには絵がかいてるんだ~!

とても頑張って取り組んでいました。

電源を入れて

パッドを貼って、解析を待ちます。
  
「AED持ってきました!」

さて、全ての項目が終わりました。
みんなで集合して
「ありがとうございました!」と挨拶を下さいました(*TmT*)

「ありがとうございました」はこちらの方ですよ~!
 
このあと、みんなで写真撮影しました。
 

元気いっぱいのキッズチャレンジもこれにて終了。
子どもたちに楽しんでもらえたでしょうか? 実はとってもクタクタになったのでは・・・と思います。
 
胸骨圧迫にAEDを使用して更に胸骨圧迫、
お薬を慎重に測って梱包する大変さ、
綺麗に傷口を縫うために必要な根気、
手早く正確に生命徴候を確認する難しさ、
狭い口の中を痛くないように治療するための集中力、
 
楽しいけど大変と感じたのではないかなぁと思います。
 
やりがいはあります。でも、本当に大変です。
どの仕事もそうですが、医療は命を扱う分、絶対に失敗の許されない場面の多くある分野です。
ちょっとだけ触れた“医療の大変な事”。
すこしずつ大人になる途中で、今回のことをふと思い出して、もし“大変”よりも“興味”が勝って、医療の道に進みたいと思ってくれたら・・・、うれしいなぁと思います。
 
指導を受けた子たちが後輩に、指導した大人たちが先輩になって、
今度は指導を受けるのではなく、先輩は経験と知識を与え、後輩は初心と学校で学んだばかりの最新の知識を与え、お互いに切磋琢磨できれば・・・、それはうれしいを超えて、
最高です!
今回大人たちは頑張ったので、少し期待してよいでしょうか?
 
ということで、一緒に仕事ができる日を
お待ちしてま~す!(笑)
 
 
教えに行ったはずなのに、子どもたちに元気と未来をもらったような、そんな日でした(*^_^*)