2016年6月23日木曜日

乳児・小児心肺蘇生法講座2016/6/23

 本日は、川崎市久地にある保育施設にて乳児・小児の心肺蘇生法などを、小さなお子さんを持つお母さん6名を対象に行いました!
 梅雨とあって朝からの大雨でしたのに、小さいお子さんを連れて講義を受けに来てくださり、ありがたかったです。
 
 さて、今回の講師は東と杉山です。
メイン講師の東です。

本日もぬいぐるみ受付嬢参戦です。

 最初は心肺蘇生法を、その次にAEDの使い方、窒息の介助方法、湿潤療法をお教えしました。
 皆さんとても熱心で、お話をするこちらとしても力の入る、楽しい講義となりました。

 講義をしている間は赤ちゃん・お子さんは保育士さんがみてくださっていて、
 それでもさすがはお母さん。講義を聞きながらも時々視線をお子さんに向けて、しっかりとお子さんを見守っていました。熱心に勉強をしながらも、お子さんがどこにいるのか何をしているのか分かっているのです。
 お母さんはすごいなぁ・・・と、とても頼もしい気持ちになりました。

 お母さん方、そして保育施設の職員の皆さま、ありがとうございました!

 杉山

***オマケ:講義に参加して下さったお母さん方へ***
 熱中症を防ぐ手作り経口補水液について、時間がなかったので詳しいレシピはネットで検索してみてください・・・とお話しましたが、下の通りです!

 湯冷まし1L、砂糖40g、塩3gが基本です。ただこれだとマズイ! ので、少しだけレモンなどの果汁を加えてみてください。飲みやすくなりますよ。
 凍らせてから、かき氷にしても美味しいです。

 いっぱい遊んでたくさん汗をかいた、熱いお風呂に遊んで長く入ってしまった、だけど夜も遅いし忙しいし、お店に経口補水液を買いに行けない・・・そんな時は、ぜひお子さんと手作りしてみてください(^^♪
 今年の夏は本当に暑いそうなので、気を付けつつ、夏をめいっぱい楽しんでください!

2016年6月12日日曜日

2016/6/12BLSプロバイダーコース

6月12日はBLSヘルスケアプロバイダーコースを行いました。
今回は看護師さん4名、一般市民の方1名の受講でした。

本日のメイン司会は蒲池。

まず最初に胸骨圧迫の部位について学びます。

「剣状突起をのぞいた胸骨の・・・」

せいいっぱいの胸骨圧迫、開始です。



次はポケットマスクを用いた人工呼吸。

気道確保をして、しっかり呼気を吹き込みます。

胸骨圧迫30回、

人工呼吸2回。

BVMの取り扱いもしっかりと。


次はAEDです。

実際にデモ機に触れます。


AED使用時の注意点を学びつつ。

実技のテストです。



 
 
ちょっと休憩をはさみつつ・・・。

こちらは下顎挙上について。
一般市民の方より「事故で頭を打っていた時はどうするか?」
という質問があり、
頚部にダメージがいかないよう行う
気道確保を教えました。
(コースではこのように、ドンドン質問にお答えします!)

次は小児の胸骨圧迫。


乳児の対応。




乳児のBLS実技テスト。

BVMも使用します。

ひと段落突いたところで、
実際胸骨圧迫を押すときにどれだけの力が必要か
体験していただきました。

練習用の人形でも、より実践的なもの。
正しい胸骨圧迫を続けるのは
実はとても難しいのです。

窒息の介助について。



 
そして最後に筆記テストを行います。
結果は・・・
 
全員合格!
 
集合写真の様子。
 
また新たにBLSヘルスケアプロバイダーが5名誕生しました。
今回は一般市民の方も受講され、筆記テストでは高得点を獲得しました。
学んだ最新の心肺蘇生法を、是非広めていってください。
皆さま、お疲れ様でした!
 
~次のコースは7月に開催します~
 

2016年6月5日日曜日

2016/6/5川崎市民講座しあわせ子育て

 本日は神奈川県は川崎大師、プラザ大師にて川崎市民講座「しあわせ子育て」にて乳児の心肺蘇生法、窒息の介助方法、応急処置としての包帯法の講座を行ってきました。

 講座を受けるのは、小さなお子さんを持つ家庭の保護者の皆さんです。

受付嬢が待機。

講座のメイン司会は蒲池が対応します。
 
乳児の意識確認の様子。
  
人工呼吸の方法。
  
AEDの使い方。
 
全体の流れの把握。 

窒息の介助方法。
  
包帯の巻き方について。
包帯を使うのは初めて、という方も多くいらっしゃいました。
  

三角巾の使い方。
三角巾は、お子さんが脱臼した時に
病院へ行くまでの間に行うと、痛みが少なくて済みます。
    
さて、全ての講座を終えた後・・・
「あれ? うちの子がおかしいぞ!」
 
「誰か助けて!」と、皆で連携します。
救急隊が来るまで、皆で心肺蘇生法を行いました。
 
今回は心肺蘇生法も包帯の使い方も初めて、という方が殆どでした。
心肺蘇生法も包帯の使い方も身近なものではありませんが、けして難しいものではありません。
いつ何時、何があるかは分かりません。
「もしものための知識の保険」が、少しでも役に立ちますように。
皆さま、お疲れ様でした。