2012年11月26日月曜日

PADプログラム

PADと言う言葉を知っているでしょうか、ちなみにペットの名前では有りません。
PADとは(public  assess defibrillation)のことで市民が行う除細動と言う意味です。
心停止後の救命率を上げるには、市民の力が必要だと言うことです。
今現在でAEDは約30万台が設置されています。このAEDの設置で考慮されているポイントは5つあります。

1:心停止の発生頻度が高い場所
2:心停止のリスクが高い場所
3:目撃される可能性が高い場所
4:救助を得やすい場所
5:救急隊到着まで時間を要すること


AEDの設置施設基準は決まっていて以下のようになっています。



1:AEDの設置が必須と考えられる施設
1:国の責任としてとして設置や運営が求められている。
2:国として、公共施設においては積極的に設置を勧め、民間施設に対しては積極的に設置を促すか義務づける必要がある施設は…

・駅 ・空港 ・旅客機や新幹線など 

・各種学校 
・スポーツ関連施設
・公共施設で市役所、図書館,など)
・大規模な商業施設 など

2:AEDの設置が推奨される施設

AEDが有効に機能すると考えられ、設置が推奨される施設・公民館や郵便局など ・小~中規模な商業施設・集客施設・パトカー ・消防署の分署、消防団施設 ・救急車以外の消防車 ・大規模なアパート、マンションなど集合住宅
3.AEDの設置を考慮してもよいと思われる施設

AEDが有効に機能する可能性があり、設置を考慮してもよい施設
・コンビニエンスストアやガソリンスタンド ・バスやタクシー、宅配トラックなど 



これをみると、ほとんどの場所がAEDの設置基準になりますよね。
みなさんを街を歩く時は、AEDがどこにあるか探してみて下さい。

こんな所にもある!!と新たな発見があるかも知れませんね。
ByGotou

参考文献:
日本循環器学会AED検討委員会 日本心臓財団 AEDの具体的設置・配置基準に関する提言

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