講習会は「高齢者施設での緊急対応」と題しまして、生命徴候についてとその落とし穴、基本的な成人の心肺蘇生法を講義しました。
グループホーム南加瀬の家にて。
まずは生命徴候についての座学から。
生命徴候とは何ぞや・・・?というところから始まり、
基本の生命徴候である脈拍、血圧、体温、呼吸数、SPO2、意識レベルについて、
その測り方と注意、正常値・異常値、陥りやすい落とし穴、
高齢者の生命徴候の特徴などなどをお話しました。
受講者さんが実際に体験した“施設であった急病”について分析したり、講義担当杉山の経験した症例などもお話したりして、
「とにかく身近に感じられる救急対応」を目指して講義を行いました。
座学が終わってからは、心肺蘇生法について。
フローチャートを片手に体を動かして行いました。
大丈夫ですか?
だれかきて!
胸骨圧迫!
胸骨圧迫!!
胸骨圧迫!!!
しばらく心肺蘇生法の講習を受けていなかった方もいらっしゃり、ひさしぶりの胸骨圧迫はとても大変!とのことでした。
心肺蘇生法はやらないとどんどん忘れてしまいます。緊急時はそれだけで慌ててしまうもの。身体に沁みこませるのが一番です!
ということで、「とにかく胸骨圧迫どんどん交代して胸骨圧迫を維持!」というスタンスで行いました。
身体を動かし、にこやかな雰囲気の講義となりました。
今回は座学が特に印象に残ったようで、バラエティ番組みたいで面白かった、という感想をいただきました。座学は面白くなきゃ記憶に残らないので、よかったなぁと思いつつ、そのバラエティ番組が「しくじり先生」だったので若干気恥ずかしい気持ちになりました(笑)。
いろんな経験をしてきて、それなりに人生しくじってもいるので・・・
結構しくじりまくっていますので・・・
しくじり先生っぽいオーラが出ていたのかもしれません(;・∀・)
振り返ると無駄なしくじりは一つもなかったなと思っていますので、自分のしくじりをこれからも活かしつつ、また明るい講義が出来ればなぁと思います。
良かったらまたご依頼ください!
お疲れ様でした!
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