定期的に一般市民対象の講習会を行っているカンガルーBLSでありますが、AHA認定のコースを一般市民対象で行うのは初めてとなります。
今回の受講者は四名。中学生から60代の男性まで! 幅広い年齢層の受講生が集まりました。
(※下記写真の当ブログでの使用は、本人了承を得ています。)
ディレクターの蒲池が担当。
今回は一般市民向けなので基本的に1対1指導。
インストラクターも大勢です!
新アイテム「ハートシム」
使い方は後ほど・・・。
挨拶の後は専門用語の解説です。
BLS、ALS、死戦記期呼吸、CAB・・・。
専門用語をひとつひとつ丁寧に学びます。
真剣そのものです。
質疑応答を交えながら基本的な知識を身につけます。
男性受講者の方は全くの初心者とのこと。
年齢を重ね、心肺蘇生法を学びたいと思うようになったそうです。
さて、実技練習に入る前に、ハートシムという機械を使って、
CPRトレーニング。
有効な胸骨圧迫の難しさを学びます。
パソコンに、胸骨圧迫の精度が表示されます。
硬い胸骨を押し続けることの難しさ。
胸骨圧迫は沢山の人の協力が必要不可欠です。
では、胸骨圧迫の指導開始です!
胸骨圧迫の正しい位置や姿勢の作り方を学びます。
強く!早く!絶え間なく!
テンポよく!
次はポケットマスクの使い方。
普通に生活していると、まず見かけることのない器具ですが、
とても大切な役割を持っています。
胸骨圧迫と組み合わせて。
次はBVMの使い方。
病院や救急車の中にある医療器具です。
アメリカでは医療機関に勤めるスタッフはBLSを取得しており、
この医療器具を清掃員でも使用することができます。
AEDの使用方法も学びます。使い方の手順から、
ペースメーカーが入っている人や体の濡れている人への使い方など、
大切なポイントを学んでいきます。
初めてのAEDトレーニングキット。
ポイントを知れば誰でも素早く使えます!
今度はチームを作り、心肺蘇生法を行います。
胸骨圧迫で暑くなったところで、
半袖になって胸骨圧迫!
AED、BVMを組み合わせて。
ここでひと休憩。と思いきや…。
心肺蘇生法は全く縁がなかったという男性。
学んだ成果が出て、精度の高い胸骨圧迫が保てています。
休憩を終え、
今度は小児への胸骨圧迫。
片手での難しさを痛感!
次は乳児への指での胸骨圧迫。
これもまた難しい!
続けて、乳児へのBVM。
とても小さいBVMです。
指先で、丁寧に扱います。
今度は両手を使った乳児への胸骨圧迫。
手にすっぽりと入る、小さな胸を
しっかりと押します。
乳児の窒息の解除も学びます。
さて、乳児の心肺蘇生の実技テストです。
兄弟で連携して心肺蘇生!
こちらもチームを組んでテストに挑みます。
実技テストは全員合格!
最後に挑むのは筆記試験です。
みっちりと書かれたメモ。
実際に触れてみた医療器具。
さて、努力の成果は…。
見事!合格です!
全員で、ハイチーズ!
初めての一般市民対象のコース開催でしたが、受講者の皆さんの努力が実を結び、
今までカンガルーBLSの行ったBLSプロバイダーコースでは最年少となる13歳合格者が生まれました。最年少受講生の他にも、全くの初心者であるシニアの方も無事に合格しました。
BLSプロバイダーコースには年齢、性別、経験は関係ありません。必要なのは努力と気持ちです。大切な人を守りたいという気持ちを、カンガルーBLSは応援します!
興味のある方は気軽にお問い合わせください♪
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