活動予定を追加しました。
8月2日、8月10日BLSプロバイダーコース(川崎幸病院)
10月20日乳児に何かあった時の対処法(川崎市・川崎大師)
神奈川県川崎市を中心に活動する市民団体「カンガルーBLS」のブログです。地域における救急医療の普及をめざし、結成されスタートしました。 毎月第二日曜日に行っている心肺蘇生法の定期コースのご案内はこちらです⇒ BLSヘルスケアプロバイダーコースご案内
2015年7月4日土曜日
2015年7月3日金曜日
熱中症を予防しよう!
こんにちは、久しぶりのコラムです。
梅雨でジメジメしていますが、少し天気が良いと途端に「これでもか!」とばかりに日差しがキツくなりますね。
そんな日は近所の消防署からひっきりなしに救急車が出動していく音が聞こえます。暑くなった途端、熱中症がぐっと増えるのでしょう。
ということで、今回のテーマは熱中症予防です。
①そもそも、熱中症って何?
熱い気温によって体温調節機能がうまく働くなり、また、身体の水分が奪われてしまう状態です。
めまいや頭痛などの症状が起こり、最悪、意識障害がおこり死に至るケースもあります。
初期症状は、身体が真っ赤になって、大量に汗が出て、気分が悪くなり、こむら返りなどが起こります。
※体の中に溜まる熱を放出するために血管が拡張し真っ赤になり、身体を冷やすために汗が沢山出ます。血圧が少し下がってしまうことと、身体に熱がたまることで、めまいがおこったり気持ちが悪くなります。こむら返りは、身体の水分バランス(電解質)が崩れることで筋肉が痙攣して痛くなる・・・というメカニズムです。
この初期症状の段階で、涼しいところで安静にし水分補給をするなどの対処をしないと、頭痛、嘔吐、倦怠感が出現します。
段々と水も飲めなくなってしまうので、そうなると病院で点滴をして水分を摂取する必要があります。
更にそのままだと、意識障害、肝・腎機能障害、血液も固まってしまうという恐ろしいことになり、最悪、死んでしまうのです。
②予防するにはどうすれば良いの?
熱中症の原因は主に環境によるものです。
暑い日に運動を沢山した、高温多湿の状況にいた、クーラーをかけないで暑い室内で過ごしていた、などの状況が熱中症の引き金となります。ですので、その環境を取り除いたり、調整すればかかりにくいです。
*環境を整えよう
室内でも熱中症は起こります。キッチンで暑い中がまんして調理していた、暑い日に熱いお風呂に長く入っていた、夜に冷房をかけずに寝ていた、など。
クーラーの代金が勿体ない、クーラーは体に悪いという理由で、熱中症になり病院に運ばれてくる・・・という方もいます。熱中症になって体を壊す方がお金がかかってしまいます。
キッチンで調理中は窓をあけて扇風機をかける、日中でも日差しが強ければカーテンをかける、しっかりと冷房をかけるなど、環境を涼しくして過ごしましょう。
熱中症は梅雨にも起こります。暑い環境に慣れていないためです。夏の暑さに体を少しずつ慣らしつつ、天気予報で熱中症指数などをみて、ぐっと熱くなる日は事前に準備をしておくことなども大切です。
*熱中症になりやすい体質を意識しよう
熱中症になりやすい体質が存在します。以下のケースは、周りの方が気を付けて見守る必要があります。
・こども
乳幼児は体温調節機能が十分ではありません。ベビーカーの中なども、熱が籠りやすいです。しっかりと大人が体調管理をしましょう。
ぐったりと活気がない、顔色が悪かったり、口が渇いている、尿が少ないなどの症状が出たらすぐに病院を受診しましょう。
・おとしより
お年寄りの方は体内水分がすくなく、汗をかきづらい、気温上昇の感度が悪い、口渇感が感じにくいなどの傾向があります。そのため、熱中症に気付きづらいです。
・病気がある、ハンディキャップがある
病気をお持ちの方は、お薬の影響で元々おしっこが沢山出ていたり、心肺機能が低いために体温調節が難しかったり、暑さを感じにくかったりします。
脳梗塞の後遺症による麻痺があるなど身体的なハンディキャップがある方も、環境を整える対応が健康な方と比べ難しく、熱中症になりやすいといわれています。
*体を整えよう
熱中症は初期の段階では喉が渇いたとあまり感じないことがあります。こまめに水分を取ることが大切です。今日は大分暑いな・・・と思ったら、お水を飲んで、たまに熱中症予防のための飴を舐めるようにして過ごしましょう。
また、食事や水分を抜いたり、睡眠が不足していると気温の変化に対応しにくい体になってしまいます。
お酒も飲み過ぎは注意です。アルコールによる利尿作用で水分が沢山でてしまい、熱中症になりやすくなります。
1日3食しっかり食べて、しっかり眠る。規則正しい生活を心掛けることで、熱中症になりづらくなります。
夏の暑さに負けない体づくりが大切です。
③水分補給のポイント
熱中症予防に水分補給が大切です。汗として出てしまった水分、塩分、糖分を取ることが大事なのです。
ですが、摂取する水分によっては熱中症予防にはあまり好ましくないものもあります。
例えばジュースには、以下の画像のように沢山の糖分が入っています。飲み過ぎると虫歯の原因となってしまいますし、基礎疾患によっては病気が悪化してしまうかもしれません。
お茶やコーヒーなどカフェインが入ったものには利尿作用があります。
また、身体の成分と飲み物の成分と大きく差があると、水分補給としての吸収はあまりスムーズにはいきません。
ですので、熱中症予防のための水分補給には経口補水液がお勧めです。
OS-1やアクアライトなどがあります。
近くにお店がなかったり、手持ちがない場合は、自分で作ることもできます。
経口補水液は、1リットルのお水と、お砂糖40g、お塩3gを混ぜて作ることが出来ます。
それだけだとちょっと不味い!ので、レモン汁などの果汁を少量加えます。
あんまりそれだとまずすぎて飲めない場合は氷にしてみたりすると結構いけますよ。
この経口補水薬、汗をたくさんかいた時以外にも、腸炎になった時なども我が家では大活躍しています('ω')ノ
よろしければ試してみてくださいね。
(基礎疾患があり塩分や糖分に制限がある方は医師と相談の上、使用してみてください。また、乳幼児もかかりつけ医に相談の上、ご使用ください)
ばっちり対策・熱中症予防をして、暑い夏を乗り切りましょう!
杉山
梅雨でジメジメしていますが、少し天気が良いと途端に「これでもか!」とばかりに日差しがキツくなりますね。
そんな日は近所の消防署からひっきりなしに救急車が出動していく音が聞こえます。暑くなった途端、熱中症がぐっと増えるのでしょう。
ということで、今回のテーマは熱中症予防です。
①そもそも、熱中症って何?
熱い気温によって体温調節機能がうまく働くなり、また、身体の水分が奪われてしまう状態です。
めまいや頭痛などの症状が起こり、最悪、意識障害がおこり死に至るケースもあります。
初期症状は、身体が真っ赤になって、大量に汗が出て、気分が悪くなり、こむら返りなどが起こります。
※体の中に溜まる熱を放出するために血管が拡張し真っ赤になり、身体を冷やすために汗が沢山出ます。血圧が少し下がってしまうことと、身体に熱がたまることで、めまいがおこったり気持ちが悪くなります。こむら返りは、身体の水分バランス(電解質)が崩れることで筋肉が痙攣して痛くなる・・・というメカニズムです。
この初期症状の段階で、涼しいところで安静にし水分補給をするなどの対処をしないと、頭痛、嘔吐、倦怠感が出現します。
段々と水も飲めなくなってしまうので、そうなると病院で点滴をして水分を摂取する必要があります。
更にそのままだと、意識障害、肝・腎機能障害、血液も固まってしまうという恐ろしいことになり、最悪、死んでしまうのです。
②予防するにはどうすれば良いの?
熱中症の原因は主に環境によるものです。
暑い日に運動を沢山した、高温多湿の状況にいた、クーラーをかけないで暑い室内で過ごしていた、などの状況が熱中症の引き金となります。ですので、その環境を取り除いたり、調整すればかかりにくいです。
*環境を整えよう
室内でも熱中症は起こります。キッチンで暑い中がまんして調理していた、暑い日に熱いお風呂に長く入っていた、夜に冷房をかけずに寝ていた、など。
クーラーの代金が勿体ない、クーラーは体に悪いという理由で、熱中症になり病院に運ばれてくる・・・という方もいます。熱中症になって体を壊す方がお金がかかってしまいます。
キッチンで調理中は窓をあけて扇風機をかける、日中でも日差しが強ければカーテンをかける、しっかりと冷房をかけるなど、環境を涼しくして過ごしましょう。
熱中症は梅雨にも起こります。暑い環境に慣れていないためです。夏の暑さに体を少しずつ慣らしつつ、天気予報で熱中症指数などをみて、ぐっと熱くなる日は事前に準備をしておくことなども大切です。
少しずつ夏という環境に慣らしていきます。
冷房は26~28度くらいに設定します。
扇風機で室内に冷気を渡らせるなどの工夫をすると良いといわれています。
*熱中症になりやすい体質を意識しよう
熱中症になりやすい体質が存在します。以下のケースは、周りの方が気を付けて見守る必要があります。
・こども
乳幼児は体温調節機能が十分ではありません。ベビーカーの中なども、熱が籠りやすいです。しっかりと大人が体調管理をしましょう。
ぐったりと活気がない、顔色が悪かったり、口が渇いている、尿が少ないなどの症状が出たらすぐに病院を受診しましょう。
・おとしより
お年寄りの方は体内水分がすくなく、汗をかきづらい、気温上昇の感度が悪い、口渇感が感じにくいなどの傾向があります。そのため、熱中症に気付きづらいです。
・病気がある、ハンディキャップがある
病気をお持ちの方は、お薬の影響で元々おしっこが沢山出ていたり、心肺機能が低いために体温調節が難しかったり、暑さを感じにくかったりします。
脳梗塞の後遺症による麻痺があるなど身体的なハンディキャップがある方も、環境を整える対応が健康な方と比べ難しく、熱中症になりやすいといわれています。
*体を整えよう
熱中症は初期の段階では喉が渇いたとあまり感じないことがあります。こまめに水分を取ることが大切です。今日は大分暑いな・・・と思ったら、お水を飲んで、たまに熱中症予防のための飴を舐めるようにして過ごしましょう。
また、食事や水分を抜いたり、睡眠が不足していると気温の変化に対応しにくい体になってしまいます。
お酒も飲み過ぎは注意です。アルコールによる利尿作用で水分が沢山でてしまい、熱中症になりやすくなります。
1日3食しっかり食べて、しっかり眠る。規則正しい生活を心掛けることで、熱中症になりづらくなります。
夏の暑さに負けない体づくりが大切です。
③水分補給のポイント
熱中症予防に水分補給が大切です。汗として出てしまった水分、塩分、糖分を取ることが大事なのです。
ですが、摂取する水分によっては熱中症予防にはあまり好ましくないものもあります。
例えばジュースには、以下の画像のように沢山の糖分が入っています。飲み過ぎると虫歯の原因となってしまいますし、基礎疾患によっては病気が悪化してしまうかもしれません。
お茶やコーヒーなどカフェインが入ったものには利尿作用があります。
また、身体の成分と飲み物の成分と大きく差があると、水分補給としての吸収はあまりスムーズにはいきません。
沢山のお砂糖が入っています
とっても美味しいですが、熱中症の際の水分補給には適しません
ですので、熱中症予防のための水分補給には経口補水液がお勧めです。
OS-1やアクアライトなどがあります。
近くにお店がなかったり、手持ちがない場合は、自分で作ることもできます。
手作り経口補水液
経口補水液は、1リットルのお水と、お砂糖40g、お塩3gを混ぜて作ることが出来ます。
それだけだとちょっと不味い!ので、レモン汁などの果汁を少量加えます。
あんまりそれだとまずすぎて飲めない場合は氷にしてみたりすると結構いけますよ。
この経口補水薬、汗をたくさんかいた時以外にも、腸炎になった時なども我が家では大活躍しています('ω')ノ
よろしければ試してみてくださいね。
(基礎疾患があり塩分や糖分に制限がある方は医師と相談の上、使用してみてください。また、乳幼児もかかりつけ医に相談の上、ご使用ください)
ばっちり対策・熱中症予防をして、暑い夏を乗り切りましょう!
杉山
2015年6月21日日曜日
BLSプロバイダーコース
紫陽花が色鮮やかな梅雨に入り、雨が連日続いていますが如何お過ごしでしょうか。
じめじめとした空気を吹き飛ばす勢いで、今月もBLSやってます!
恒例となりました、川崎幸病院でのBLSプロバイダーコース、活動報告です。
今回のメンバーは超ベテラン看護師さん3名、コメディカル部リハビリ科の方、薬剤科の方、看護助手の若手さん達です。
ベテランから若手まで、職種も関係なく今回もやっていきます。
インストもドキドキしています。
まずは動画を観て・・・
胸骨圧迫の手技からです!
ポケットマスクの使用方法もしっかりと。
薬剤師の方は触れる機会がなかなかないBVM
非常時に使えるように学びます。
空気は漏れてないかしら?
AEDの使用方法も。
心肺蘇生法と絡めて行っていきます。
緊急時にもスムーズにチームを作ることができるように・・・。
けして漏らしてはいけないところなど、
注意点をしっかりと振り返ります。
細かいチェックが入ります。
次は小児向けの胸骨圧迫です。
乳児に対する心肺蘇生法も。
BVMも乳児向けで小さく、大人とは違ったコツがいります。
チームを作って、役割を分担し行います。
最後の手技は、異物の除去。
心肺停止の前に出来る、大事な手技です。
ポンポン!
くるっと回して、
またポンポン!
最後は今までの総復習、筆記テストです!
様々な職種の方が身につけたBLSは、病院全体で活かされていきます。
病院でだけでなく、もしかしたら川崎駅やラゾーナなどのショッピングモールなど、川崎市の市民の方に役立つ日がくるかもしれません。
医師だから、看護師だから、ではなく、第一発見者が素早く行う心肺蘇生法が大切なのです。
次は7月12日を予定しています。
2015年5月24日日曜日
BLSプロバイダーコース
5月での観測史上最高気温が続きました。
身体と頭を動かして暑さを吹き飛ばそう!
・・・・・・ということで、毎月恒例となりました、川崎幸病院でのBLSプロバイダーコース。
今回は受講者9名、実に沢山の方が参加してくださいました。
研修医から外部業者までの広い職種の方々。
幅広い職種なので、知識の幅も様々です。
インストラクターも気合が入ります!
胸骨圧迫はただ胸を押すだけの手技ではありません。
前後左右から、正しい姿勢を確認していきます。
ポケットマスクも用いて。
ベテランドクターの指導に、一生懸命です。
眼鏡を外して、力強く……!
BVMの使い方。
コツを身につけるまでが大変です。
意見を交わして技術を高めます。
AEDを用いて。
連係プレーが大切です。
乳児の心肺蘇生法も学びます。
今回も熱のこもったコースとなりました。
皆さま、お疲れ様でした!
次回の開催は6月21日を予定いています。
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